野菜栽培士がおススメする、ペットボトル水耕栽培方法の定植作業
4月 7th, 2014家庭菜園 室内 水耕栽培(ハイドロカルチャー)
野菜栽培士がおススメするペットボトル水耕栽培
4月7日で
北海道は室内20℃前後 外10℃/1℃でした。
お金をかけずに水耕栽培をする方法はないですか?と
メッセージを頂きました。
ちょうど春用に葉物野菜を3月25日に種植えして
その6日後に発芽した
春用に葉物野菜を
ペットボトル水耕栽培をしようと思っていましたので、
今回はペットボトル水耕栽培の定植作業を紹介しみます。
今回は
葉ネギとバジルをペットボトル水耕栽培用に
ハイドロボールと
ロックウールで定植していきます。
まずは2ℓの
ペットボトルの半分より下ぐらいを切り取ります。
このように逆さにして重ねていきますが、
この下の部分は
液体肥料を水に溶かした培養液を溜めた所に
植物の根を
泳がせるのでアルミホイールで覆っていきます。
これは植物の根に光が当たらなようにするたためと、
光が当たることによって藻と、
コケが生えてしまう事を防ぐためです。
次に定植するための
ハイドロボールとロックウールが下に
落ちないように水切りネットで覆っていきます。
ここから定植作業です。
まずはハイドロボールからです。
しっかりと水で洗った
ハイドロボールを少量、敷いていきます。
そこに発芽した、植物を置きます。
(今回は葉ネギとバジルです。)
後は発芽させた
培地(今回はスポンジです。)を、覆うように
ハイドロボールを流し込みます。
これで完成です。
次にロックウールの定植作業です。
(今回は葉ネギとバジルです。)
水切りネットで
覆ったペットボトルにロックウールを敷いていきます。
そこに発芽した、植物を置きます。
後は発芽させた培地(今回はロックウールです。)を、
覆うようにロックウールを、
あまりギュウギュウにならないように敷き詰めます。
これは、ロックウールの特徴で保水性が高い素材なので
ギュウギュウにしてしまうと
空気が入らず培地が水分過剰に
なってしまって植物が腐敗病になってしまうからです。
これで、ロックウールでの定植作業は完了です。
次に液体肥料を
水に溶かした培養液で水分補強していきますが、
今回はこの液体肥料を使っていきます。
3パート式になっていて、
生長段階に合わせて配合を変えれるので
どんな植物栽培にも使えるので、よく使っています。
今の葉物野菜は生長前期の段階なので
そのレシピで作っていきます。
作り方は
10ℓの水に対して2.5mlをよく水に溶かします。
そこに『GHE FloraのBLOOM』を
10ℓの水に対して2.5mlをよく水に溶かします。
そこに『GHE FloraのMicro』を
10ℓの水に対して2.5mlをよく水に溶かします。
そこに、これからも発根は促進していきたいので
今までも使っていた、
発根促進剤も1ℓの水に対して1mlを
プラスして使っていきます。
仕上がった液体肥料を水に溶かした培養液の
pH値は6.1の弱酸性で
葉野菜の栽培に適した数値になってくれます。
この作った液体肥料を水に溶かした培養液を
ペットボトルの下部に注ぐのですが水位はこの位です。
これで、勝手に必要な水分だけ、吸い上げてくれます。
これで、全行程は完了です。
まだまだ、
外は10℃以下なので窓際に置いて、育てていきます。
ペットボトル水耕栽培に定植してから25日後
根が伸びてきましたので、
エアーレイションシステムに改造していきます。
そのエアーレイションシステムというのは
細かい気泡の酸素を
液体肥料を水に溶かした培養液に加えて
植物の根を、この酸素で泳がせ
より液体肥料を水に溶かした培養液の栄養分を
吸収しやすくするシステムです。
作り方は簡単で
水を溜める
タンクの部分にチューブを通す穴を開けます。
そこにチューブを通しエアーストーンをつなぎます。
エアーポンプでをつなげば、こんな気泡が出てきます。
今回は4つのペットボトルの水耕栽培措置に
エアーレイションシステムに改造していきたいので
エアーポンプは2穴の物を用意して
こんな2又分岐に出来るので物で
4本のチューブをつないでみました。
全部をセットするとこんな感じになります。
最後に根が伸びてくる水を溜めるタンク部分を
アルミホイールで遮光して完成です。
これで純粋なペットボトル水耕栽培より
エアーレイションシステムにした方が
生長速度が上がり、より健康な植物に育ってくれます。
こんな簡単にペットボトルの水耕栽培を出来る器具はこちらです。
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※今回は使いませんでしたが
他にも発根促進剤はこんな物もあります。
発根促進剤 発根促進剤 発根促進剤
※今回は使いませんでしたが他にも使っている液体肥料
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