夏野菜をベランダ菜園 水耕栽培と土栽培の生長比較
6月 28th, 2014家庭菜園 水耕栽培 ベランダ菜園
野菜栽培士がおススメする夏野菜の育て方
6月25日で
北海道は室内24℃前後 外27℃/20℃でした。
ベランダで水耕栽培とプランターで土栽培で
夏野菜(トマト、ナス、メロン、キュウリ)を
育てて生長比較をしているのですが、
前回は発芽した苗を水耕栽培ではよく使う
土栽培ではプランターに定植した様子を紹介しました。
今回は水耕栽培キットを
エアーレイションシステムにする工程と
水耕栽培と土栽培の生長段階を書きます。
まずはエアーレイションシステムとは
液体肥料を水に溶かした培養液にエアーポンプで酸素を
送る事によって培養液に豊富な酸素がいきわたり
そこに植物の根だけが
泳ぐようにして植物を育てるシステムです。
さて写真のように
繋ぎエアーストーンで細かい気泡にします。
今回使っているのはこんな液体肥料で
3パートになっていてこの組み合わせによって
生長段階に最適なレシピを
作ることが出来るのでよく使っています。
あと植物栽培には欠かせない要素にpH値があり
植物ごとによって最適な数値に違いは有りますが
多くの植物は弱酸性が適正と言われています。
さっそく出来上がった培養液をpH測定器で測ってみると
6.6なのでokラインでしょう!!
さっそく水耕栽培キットにセットしていきます。
今までの生長速度より早く育ってくれるでしょう。
さて同じ日に種まき、発芽した
水耕栽培と
プランターの土栽培の生長速度を比べてみましょう。
ここ最近の北海道は6月の上旬は30℃になる日が
数日続きましたがその後は20℃前後にしかならず
雨も1週間続いていて夏野菜には良くない気候でした。
トマト(発芽後約50日)
水耕栽培
土栽培
メロン(発芽後約50日)
水耕栽培
土栽培
ナス(発芽後約50日)
水耕栽培
土栽培
キュウリ(発芽後約50日)
水耕栽培
土栽培
生長速度を比べると今のところ
水耕栽培の方が土栽培に比べると生長は早いようです。
水耕栽培は根が抵抗が少なくストレスなく伸びていき、
液体肥料を水に溶かした培養液に酸素を加えることによって
栄養分の吸収率を上げる事によって土栽培より生長が早く
収穫量も増えるといったシステムになっています。
でも土栽培はうまくいっていませんね。
今までは発根促進剤のみで水分補強していきましたが、
水耕栽培でも使っていく液体肥料で水分補強をして
植物に栄養吸収が即効性があるので
うまいこと育ってもらいましょう!!
今後も生長速度の比較を記事にしていきます。
※今回は使いませんでしたが
他にも使っている液体肥料
次回の記事
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