トマトを植物育成LEDを使って水耕栽培と土栽培の成長比較 定植後65日 トマト収穫
11月 24th, 2016家庭菜園、水耕栽培、トマト栽培、種植え
野菜栽培士がおススメする
トマトを植物育成LEDを使って
室内で水耕栽培と土栽培の成長比較
定植後65日 トマト収穫の様子
前回の記事
【トマトを植物育成LEDを使って水耕栽培と土栽培の成長比較 定植後20日~30日】では
室内で植物育成ライトLEDを使って
室内栽培では活躍するグロウボックス内で
水耕栽培と土栽培のトマトの成長比較をするために
種植えや土や水耕栽培キットに定植していきました。
今回は水耕栽培キットや
土に定植後65日の
トマトの様子を紹介していきます。
栽培場所は北海道でした。
全国的にでしょうが今年(2016年)の
冬の到来は早かったですね。
10月の末から11月の上旬にいきなり寒くなりました。
栽培スペースの温度も昼まで15度、
夜になると10度を切ってしまいました。
そのいきなり寒くなった
数日中にトマトの葉が結構やられました。
※植物育成LEDの赤色の
せいで写真が見づらくなってすみません。
全体的には葉が生い茂っているように見えますが
こんな感じに葉がまるまったり
葉が黄色くなり
ちじんでしまったように、大きくなってくれません。
このまま低温が続くと
いけないのでストーブで温度を上げていき
25度以上をキープしていきます。
暖房器具を使うときには(季節的にも)
湿度が下がってしまうので
加湿器で湿度も確保する必要があります。
葉の調子が悪い中でも
このように水耕栽培の方は定植後35日ぐらいから
トマトは実が付き始め
徐々に実が大きくなりました。
寒いせいもあり時間がかかりましたが
定植後50日ぐらいから赤い色が付き始め
水耕栽培のトマトは定植後60日で初収穫です。
栽培しているトマトは中玉トマトなのですが7cmで
大玉トマトに近いサイズになってくれました。
切ってみるとこんな感じです。
皮は厚くなく甘味があり、おいしかったです。
一方、
土栽培のほうはトマトの実はちらほらついています。
水耕栽培のトマトの収穫後6日後に
実が赤く熟してきましたので収穫してみました。
土栽培のトマトの方は4.5cmでした。
水耕栽培のトマトは7cmでしたし、
収穫までの時間もかかりました。
またトマトの苗自体も
水耕栽培と比べて細く、枝の本数も少ないです。
やはり、
水耕栽培の方が土栽培に比べると
早いし、収穫量も多いと思います。
水耕栽培、土栽培ともに全体的に
葉の調子は悪いですがトマトの実が
多くなってきていますので収穫が続いていくと思います。
寒い時期(春先、秋、冬)の植物栽培は
当たり前ですが
温度管理には気をつけなければいけません。
一度、葉にダメージを受けてしまうと、
新しい葉が出てきて元に戻るのに時間がかかってしまい
そのせいでヒョロヒョロとした茎になってしまいますし、
徒長にもなってしまいます。
今回使っているのは
植物育成LEDのソダテック LED ウルトラ 340Wですが
以前に
植物育成LEDライト SODATECK LED BAR45W 白/青/赤3色をつかって
トマトを育てていました。
もちろん
植物育成LEDライト SODATECK LED BAR45Wでも
収穫はできましたが
実が小さいものしかできませんでした。
※【室内 水耕栽培でトマトが100個収穫】をご覧ください。
トマトのような光を多く必要な植物には45Wでは
光量が足りなくてあたりまえで
元々、
植物育成LEDライト SODATECK LED BAR45Wは
小さい苗やクローン栽培や補助光に使うものです。
やはり、340Wの植物育成LEDでは
収穫できるサイズに違いが出てきますね。
次回に続きます。
今回は使いませんでしたが
SODATECK ソダテックの
新作の植物育成LEDがあります。
植物育成LED 【SODATECK LED PRO】は
アメリカのノースカロライナ州に本社を
置くLEDチップの
トップブランド会社【CREE】と
ドイツのベルリンに本社を置くLEDなどの
光半導体、蛍光ランプ、白熱電球の
トップブランド会社【Osram】に
植物育成用のLEDを特注し、
Sodateck独自のノウハウで構成しコストを
度外視した完全プロ仕様の植物育成LEDです。