暑さに弱い葉物野菜を夏でも育てる まとめ編
8月 19th, 2014家庭菜園 室内 水耕栽培(ハイドロカルチャー)
野菜栽培士がおススメする葉物野菜を水耕栽培
8月16日で
北海道は室内30℃前後 外28℃/20℃でした。
お盆あたりを収穫予定にしていたサニーレタスと
葉レタスでしたが、結果的に暑さに負けてしまいました。
やはり
25℃を超える時期には葉物野菜の栽培は難しいですね・・・
残念でしたが、葉物野菜の水耕栽培の夏場編をまとめてみます。
6月19日(温度は22℃でした)
室内の窓際で水耕栽培を始めた葉物野菜
4日後発芽しました。
さっそく定植していこうと思い
100均で売っているような水切りボックスに
ハイドロボールで定植して
発根を促進するためにオーガニック発根促進剤で
1ℓの水に対して1mlを良く溶かして容器に入れていきます。(この時の温度は24℃でした)
植物栽培には適正のpH値は弱酸性が適している物が多くあり
pH測定器で測ってみると6.6だったので最適です。
種植から18日目、定植から14日目(温度は24℃でした)
7㎝に伸びています。
改めて見てみると葉の色が薄いですね??
この時にはもう葉物野菜を育てるには温度が高かったのかな?
でも発根は進んでいました。
この位の生長なので発根促進剤だけではなく
水に溶かした水に変えていきます。
3パートの液体肥料で生長段階によって配合を変えていけます。
今回は生長期のレシピで作っていきました。
その後1週間(温度は28℃でした)
10cmに伸びていて腐敗病や根腐れは起きていません。
温度は28℃になっていますが、この時はまだ大丈夫そうですね。
またまたその後16日あと(種植から40日目)
この時は28℃でした。
25℃を超えると生長不振になりやすい葉物野菜ですが
28℃前後の日が15日~17日続いていて育てていた
葉物野菜はこんな様子でした。
24㎝には伸びていますがヘナヘナになっていますね・・・
この時期にはもう収穫をしておけばよかったのかもしれませんね。
少し間引いた物を食べてみましたが
苦味も少なく美味しかったですよ!!
その7日後(種植から47日目)
この時の温度は30℃でした。
こんな温度になってしまうとヘナヘナでダメですね。
納得いく生長段階で収穫したかったのですが、
もうこうなると栽培実験に気持ちを切り替えていきました。
ある程度のびていて25cmは超えていたが
今考えると収穫前に使うと植物内の肥料分や塩分を排除できる
肥料抜き剤で水分補給をして、
さっさと収穫してしまえば良かったです・・・
さて、その2週間後(種植から60日目)
温度は25℃位まで下がってくれてはいますが、
シナシナは復活はありませんね。
やはり25℃を超えると葉物野菜の栽培は難しい!!
しかもハダニ?がついてしまいました。
以前もこの位の身長になった時にハダニ?に
やられた経験がありました。
この位の時には気をつけないといけないのでしょうかね??
当たり前ですが葉物野菜は直接葉を食べる物なので
こんなオーガニックストレングナーでも使いづらいですね、
実付きの植物や花などにはスプレーすると害虫駆除や殺菌効果が
あって使っていますが、今回はやめておきます。
失敗例を紹介するのは残念でしたが、
夏場の葉物野菜栽培は難しいですね。
さて今後は年間をとうして葉物野菜を育てて食べたいので
LED植物ライトで温度管理をして育てていこうかな?と
思っています。
今は植物育成ライトを使って室内栽培もやったりもしていますが
このライトは発熱があり温度管理が少し難しい部分があります。
しかしLED植物育成ライトは発熱もなく電気代も
抑えることが出来るために扱いやすいようです。
今後の我が家は植物工場になるかも??
※今回は
使いませんでしたが他にも発根促進剤はこんな物もあります。
発根促進剤 発根促進剤 発根促進剤
※今回は使いませんでしたが他にも使っている液体肥料