水耕栽培と土栽培のトマト栽培比較の 最終収穫
2月 3rd, 2017
家庭菜園、水耕栽培、トマト栽培、種植え
野菜栽培士がおススメする
トマトを植物育成LEDを使って
室内で水耕栽培と土栽培の成長比較
トマト収穫の様子
前回の記事
【トマトを植物育成LEDを使って水耕栽培と土栽培の成長比較 定植後65日 トマト収穫】では
室内で植物育成ライトLEDを使って
室内栽培では活躍するグロウボックス内で
水耕栽培と土栽培のトマトの成長比較をするために
種植えや土や水耕栽培キットで栽培していきました。
今回は
水耕栽培と土栽培のトマト栽培の
最終収穫までを紹介していきます。
この写真は定植後77日目の
左が土栽培、 右は水耕栽培です。
冬時期の栽培で、温度管理に失敗し葉の調子が悪い中
こんなように実は付き、赤くなってくれています。
そんな中 ここ数日、
培地にコハエの卵が産み付けふ化してしまいました。
こんな時にはオーガニック害虫忌避剤の
Azamax アザマックスを使っていきます。
このアザマックスは
オーガニックなので気軽に安全に使用できます。
また、他の肥料と混ぜて使うこともできますし、
このまま使うこともできます。
最初は薄めに培養液を与えたほうが良いいので
1リットルにつき1mlを薄めて散水しますが、
作った培養液はこんな白色になります。
害虫の活動が旺盛な場合は5日~7日ごとに
基本的には10日~14日間隔であたえていくと
2回ぐらいで、
びっくりするほど害虫がいなくなってくれます。
また、葉に害虫がついてしまった時には
このようにスプレーもできるので
使い勝手の良いオーガニック害虫忌避剤です。
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この写真は定植後87日目の様子で
トマトが赤くなっています。
10日に一回は収穫を楽しんでいます。
栽培しているのは中型トマトなのですが、
大ぶりなトマトが収穫できたいます。
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そこそこ収穫は楽しみ
栽培を終了しようと思っていたので
最後は水をまるっきり与えず、
最後の収穫をしていこうと思っています。
フルーツトマト農家の方は与える水をコントロールをして
甘いトマトを栽培しているようです。
水を与えず2週間ぐらいすると
このように葉が枯れ落ちてきました。
そんな中でもトマトの実が赤くなってくれます。
全体的に
トマトが赤くなってくれたので最後の収穫をしていき
水を与えていた時期に
比べれば小ぶりですが
5.5cmのトマトが収穫できました。
切ってみると
種を覆っている水分の所が多いように見えます。
水を制限したので
実に水分を蓄えようとしたのでしょうか?
これが水をしっかり与えていたトマトの断面です。
食べてみると
糖度計はないので数値には表せませんが
水分を調節したせいなのか甘いトマトが収穫できました。
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さて栽培期間は定植後
最終的には125日間でした。
土栽培では20個のトマトを収穫し、
水耕栽培では65個のトマトを収穫出来ました。
これは最終的な土栽培とトマトの苗です。
枝の高さは70cmぐらいでした。
鉢から土を抜いてみると
根が張っていますが
もう少し多くの根が張ってほしい感じです。
そして、これは最終的な水耕栽培とトマトの苗です。
枝の高さは100cmぐらいでした。
根はそこそこ生えていました。
この水耕栽培キットはハイドロボールを使っていますが
ハイドロボールにはびっしりと根が張っています。
このように土栽培と水耕栽培で同じ環境で
栽培比較をしていきましたが
やはり、
水耕栽培のほうが枝の長さも、根の量も成長してくれて
何より、収穫量が3倍強多く収穫できました。
しかし、水耕栽培は成長は早いですが
何か病気になった時や、
葉やけが起こった時にはダメージの進行も早いです。
土栽培は成長は
ゆっくりですがダメージの進行もゆっくりなので
カバーがしやすいといった利点もあるのも事実です。
ですので、
栽培する方次第で選んでいただけたらと思います。
今回は使いませんでしたが
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