液体肥料を水に溶かした培養液の作り方 『Dutch Formula ~ダッチフォーミュラー~』水耕栽培編
2月 24th, 2015液体肥料を水に溶かした培養液の作り方
『Dutch Formula ~ダッチフォーミュラー~』
水耕栽培編
※2017年12月25日現在の
メーカー発表の配合量を参考にしています。
色々な液体肥料を使っていますが、
この頃よく使っている水耕栽培で使う
液体肥料のDutch Formula
~ダッチフォーミュラー~ と相性の良い
植物活性剤の
Advanced Natural Powerとの組み合わせで
液体肥料を水に溶かした培養液の作り方を紹介します。
■■■ このDutch Formulaは ■■■
約30年前に農業先進国オランダで開発され発売以来
確かな実績と信頼を得ています。
Dutch Formulaは、
1.GROW ・ 2.BLOOM ・ 3.MICRO の
3パートで構成されており生長初期、生長期、
開花前期、開花後期で配合を変えて栄養を与えます。
高品質・高純度の無機肥料原料を使用し、
バランスのよい栄養を与えられるので
ガッシリとした樹勢になり、
各生長ステップへの移行がスムーズで、早く育ちます。
植物の種類を問わず、
野菜やハーブ・穀類まで幅ひろく水耕栽培で育てられます。
各生長段階で配合が記されている肥料レシピを
参考にすれば水耕栽培初心者でも、
簡単に使いこなすことが出来ます。
ボトルの肥料レシピは
トマトなど夏野菜を基準としています。
葉物野菜などの低いEC値(肥料濃度)を好む植物では、
水の量を多くした薄めの希釈のレシピを与えてください。
■水耕栽培で使う
液体肥料を水に溶かした培養液の作り方■
~~~~~ 生長期 ~~~~~
この時期は発芽した時から、葉や実を付ける開花期の
前までの時期を言い実を付けない葉物野菜では
発芽時期から収穫までの時期です。
例えば春まき秋収穫の植物だったら
春から秋ぐらいの時期にあたり
室内栽培で植物育成ライトで育てている場合なら
ライトON時が16時間~18時間の時期にあたります。
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水耕栽培でよく使う種植え用の
発芽したら
この時期はベース肥料の
Dutch Formulaを与えてしまうと
肥料焼けをする可能性がありますので
オーガニック植物活性剤の
『ルート・スティミュレイター』を使っていきます。
これは発根剤で生長期を通して使えます。
説明には1000倍希釈と書いてありますが、
この時には、より薄めて
2000倍希釈で使っても良いと思います。
※1Lの水に対して0.5mlを溶かします。
こんな感じに発根が進んでいきます。
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次の段階は定植していきます。
発芽した小さなロックウールとスポンジを
スポンジで定植していき、
根をより多くさせ、今後の生長に備えます。
この時期になれば植物活性剤に加えて
ベース肥料を使っていきます。
まずは発根剤の『ルート・スティミュレイター』を
1Lの水に対して1mlを溶かし
そこに『エンジメス・プラス』も1mlを溶かし
そこにベース肥料の
Dutch Formula『GROW』を2mlを溶かします。
またそこにベース肥料の
Dutch Formula『BLOOM』を1mlを溶かします。
またそこにベース肥料の
Dutch Formula『Micro』を1mlを溶かします。
これで生長期の液体肥料を
水に溶かした培養液は完成です。
※生長期間の中でも定植後の小さな苗の時期は
もう少し希釈して良いと思います。
完成した培養液のpH値は弱酸性の
5.8~6.2前後に
なりますので多くの植物に対応しています。
水耕栽培キットなどで育てている場合は
色々なシステムはありますがエアレイションや
循環で水が動いているので腐ったりはしませんが、
そうする事でpH値もくるってきますし、
栄養素のバランスも崩れてきますので
1週間に一回は総入れ替えをした方が良いです。
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■■■ 葉物野菜の場合は■■■
葉物野菜の場合は生長期が終われば収穫出来ます。
ですので、肥料抜き剤の
『ファイナル・ソリューション』を使って
植物内や培地、水耕栽培内に蓄積した
塩分や肥料分を排除して植物本来の
味と風味にしてくれますので使っていきます。
収穫の1週間前から使っていきます。
1000倍希釈なので1Lの水に対して1mlを溶かして
植物に与えていきます。
一週間たったら収穫出来ます。
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花が咲いたり
実が付く花や野菜に使う栄養剤の作り方に戻ります。
~~~~~ 開花前期 ~~~~~
この時期は花を咲かせ始めたり、
実を付け始めたりする時期にあたり
例えば春まき秋収穫の植物だったら
秋ぐらいの時期にあたり
室内栽培で植物育成ライトで育てている場合なら
ライトON時が12時間の時期にあたります。
まずは植物活性剤の
『エンジメス・プラス』を1Lの水に対して1mlを溶かし
そこに
『グロウ/ブルーム・エクセラレイター』も1mlを溶かし
そこにベース肥料の
Dutch Formula『GROW』を1mlを溶かします。
またそこにベース肥料の
Dutch Formula『BLOOM』を2mlを溶かします。
またそこにベース肥料の
Dutch Formula『Micro』を1mlを溶かします。
これで開花前期の
液体肥料を水に溶かした培養液は完成です。
完成した培養液のpH値は弱酸性の
5.8~6.2前後になりますので多くの植物に対応しています。
水耕栽培キットなどで育てている場合は
色々なシステムはありますがエアレイションや
循環で水が動いているので腐ったりはしませんが、
そうする事でpH値もくるってきますし、
栄養素のバランスも崩れてきますので
1週間に一回は総入れ替えをした方が良いです。
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~~~~~ 開花後期 ~~~~~
この時期は花が咲き、実を付け熟成する時期にあたり
例えば春まき秋収穫の植物だったら秋の時期にあたり
室内栽培で植物育成ライトで育てている場合なら
ライトON時が12時間の時期にあたります。
まずは植物活性剤の
『エンジメス・プラス』を1Lの水に対して1mlを溶かし
そこに
『グロウ/ブルーム・エクセラレイター』も1mlを溶かし
またそこにベース肥料の
Dutch Formula『BLOOM』を3mlを溶かします。
またそこにベース肥料の
Dutch Formula『Micro』を1mlを溶かします。
これで開花前期の
液体肥料を水に溶かした培養液は完成です。
完成した培養液のpH値は弱酸性の
5.8~6.2前後に
なりますので多くの植物に対応しています。
水耕栽培キットなどで育てている場合は
色々なシステムはありますがエアレイションや
循環で水が動いているので腐ったりはしませんが、
そうする事でpH値もくるってきますし、
栄養素のバランスも崩れてきますので
1週間に一回は総入れ替えをした方が良いです。
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~~~~~ 収穫期 ~~~~~
この時期は実を付ける植物だったら
収穫の1週間の時期にあたります。
植物活性肥料抜き剤の
『ファイナル・ソリューション』を使って
植物内や培地、水耕栽培内に蓄積した塩分や肥料分を
排除して植物本来の味と風味に
してくれますので使っていきます。
収穫の1週間前から使っていきます。
1000倍希釈なので1Lの水に対して1mlを溶かして
植物に与えていきます。
一週間たったら収穫出来ます。
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他の液体肥料を水に溶かした培養液の作り方です。
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『液体肥料を水に溶かした培養液の作り方 『GHE-FloraDuo』編』
『土栽培に使える培養液の作り方 『GHE-FloraDuo』編』
『液体肥料を水に溶かした培養液の作り方『GHEFloraSeries』編』
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