害虫がつきずらい水耕栽培!?
12月 21st, 2013以前の記事野菜栽培士&野菜ソムリエが検証のなかに
水耕栽培は土栽培に比べて
虫がつきずらいという内容を書き
それについてこんなコメントを頂きました。
『私は水耕栽培ではありませんが、
室内のハバネロ栽培で
アブラムシがついた事があります。
買ってきた大根(食用ですよ)を室内に
放置していた時もアブラムシが付きました。
水耕栽培と
室内の鉢植え栽培とでは何が違うのでしょう?
私の場合、液肥のあげ過ぎでもないのですが・・・
でも、
畑の野菜にはめったにアブラムシが付かないのです。
雑草生やしっぱなしだからでしょうか?
水耕栽培に
虫はつかない理由はどこにあるのでしょうか?』
こんな内容でした。
これに対して僕なりな
意見を記事にしてみたいと思います。
細かい環境は分からないので、ハッキリしたことは
言えませんが、室内の土栽培のハバネロは窓際の
様な感じの文面に思いました。
という事は窓を開け換気をする事も
あると推測出来ます。
なので外から
アブラムシが室内に入り込みハバネロを住みかに
したり葉や土に卵を産み付けていると思います。
アブラムシは小さく発見しづらく
発見した時には、
もう卵を産み付けている
可能性も高いのではないでしょうか?
また、
どんな土にも少なからず
最初から肥料分が蓄積していはずです。
牛糞や鶏糞や腐葉土が入っている土も多いです。
この環境は害虫にとって住みやすい環境です。
しかも最初から土の中にアブラムシだけでなく何らかの
害虫の卵が
混ざっている可能性も否定できないはずです。
その後 植物は生長していけば
害虫の恰好のエサになってしまいます。
だからといってアブラムシや害虫を発見しても
色々な方法で排除(手動や薬品などで)したとしても
植物栽培中に土の完全入れ替えは出来ません。
なので土の中に卵を産み付けていれば、ふ化して
また害虫が発生してしまいます。
後は
『畑の野菜にはめったにアブラムシが付かないのです。
雑草生やしっぱなしだからでしょうか?』に対しては
たまたま
アブラムシがつかなかったのでしょうか?
としか言えません・・・・
次に
『買ってきた大根(食用ですよ)を
室内に放置していた時も 短く
切った葉柄に購入後にアブラムシが付きました。』
これについても推測しかできませんが、
この大根を買ってきた段階で、
もう室内にアブラムシがいたのでないでしょうか?
その室内の
土栽培ハバネロのアブラムシが発見できていないだけで
室内に住み着いていて
大根の葉をエサにしたのではないかとしか
推測できません。
さて水耕栽培では土にくらべて害虫が付きづらい点は
僕は土の代わりになる培地になる部分に
スポンジを
【おススメスポンジ】
利用しています。
また、
その培地は鉢植えの土よりの面積は
小さく比較的乾いた状態にあり清潔に保てます。
土栽培の水分補給した時には温度にもよりますが、
水耕栽培よりも長い時間濡れている時間が長く
害虫が住み着きやすく卵も産み付けやすい環境にあります。
そして、水耕栽培の培地の下部は
根を液体肥料を混ぜた培養液についています。
僕はこれを一週間に一回は総入れ替えをしていますし、
何か異常があればすぐに新鮮な物に変えやす
清潔に保つ事が出来る環境にあり
上にも書きましたが、
栽培中は土中に卵を産み付けられても
総入れ替えできないのとは違う点です。
また、
土には最初から害虫の卵がいる可能性が否定できませんが、
水耕栽培の液体肥料を
混ぜた培養液には害虫の卵はいるはずがありません。
この事から水耕栽培には虫がつきづらく
付いても排除しやすい
環境作りをしやすいという事になります。
また水耕栽培、土栽培問わず害虫や病気に強い植物を
育てる事も大切なので、こんなオーガニックストレングナーを
使うのも良いですね!!
または、オーガニック害虫忌避剤を使うのも良いと思います。
使い方は
水で希釈して草面散布や
土耕栽培の水やりや、
水耕栽培の培養液に混ぜて使用する事も出来ます。
以上が僕の意見になります。