水耕栽培の定植作業の様子
12月 31st, 2013
前回の記事
今回の記事にしたいと思います。
今回は水耕栽培の定植作業なのですが、
この作業によって苗を安定させて根をより
多く増え,伸ばし保護する事が出来ます。
水耕栽培の定植作業って?と思ったり、
難しそうに感じるかもしれませんが、
土栽培でも種植えをして苗のサイズに合うように、
鉢変えをする作業と同じなのです。
まずは前回の記事にも書いたのですが、
5~10cmぐらいまでは、
こんな感じで生長を見守っていきましたが、
これ以上
成長すると苗を支えきれないので安定させます。
用いて栽培をしているので
装置にセットする為に、こんな鉢に定植していきます。
まずはこの鉢の下部分をカッターで切り抜きます。
この切り抜く目的は
苗から根が伸びてきた時に
ストレスなく出てきやすくするためです。
この下部から出てきた根が
水耕栽培装置の液体肥料を水に溶かした培養液に
細かい気泡を出して根を泳がせ培養液の
栄養を根から吸収しやすくなります。
話は少しずれましたが、
このくり抜いた鉢に
発芽したロックウールを置き安定せます。
その後は色々なパターンがありますが、
大きいロックウールを切って覆っていきます。
ここでコツなのですが、ロックウールで覆うときに
あまりギュウギュウに詰め込まない事です。
ギュウギュウになってしまうと空気が中に入らず、
培養液で水分補給をした時に、ロックウールに水分が
含みすぎて、その事によって
根腐れや、苗の根元が腐敗病になってしまうからです。
また違う方法はハイドロボールで埋めていく方法です。
鉢からハイドロボールが出てしまうので
100均で売っているネットをかぶせ、
これも鉢に発芽したロックウールを安定させ
そこに良く洗ったハイドロボールを流し込む。
これだけです。
このぐらいの苗になったら
これまで使っていた
オーガニック発根促進剤『Bio Bizz Root Juice』から
生長期に使う液体肥料に変えていきます。
僕が良く使うのは
『Flora Duo』と『GHE Flora Series』を使っているのですが、
『Flora Duo』は2液で生長段階によって、
この配合を変えて培養液を作り、
『GHE Flora Series』は3液で生長段階によって、
この配合を変えて培養液を作ります。
これはどっちが良いとかではないので、
植物によって気分で使い分けしています。
それで液体肥料を生長期のレシピで
水に溶かした培養液を水耕栽培装置に
注いで先ほど定植作業をした鉢をセットして完了です。
次回は液体肥料を水に溶かした培養液の作り方を紹介したいと思います。
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『 液体肥料を水に溶かした培養液の作り方 『GHE-FloraDuo』編』
『土栽培に使える培養液の作り方 『GHE-FloraDuo』編』
『液体肥料を水に溶かした培養液の作り方 『GHE Flora Series』編』
『土栽培で使える培養液の作り方 『GHE Flora Series』編』