液体肥料を水に溶かした培養液をpH計測

1月 13th, 2014

ph

 

液体肥料を水に溶かした培養液をpH計測

 

 

以前の記事の

液体肥料を水に溶かした培養液の作り方 『GHE-FloraDuo』編

土栽培に使える培養液の作り方 『GHE-FloraDuo』編

液体肥料を水に溶かした培養液の作り方 『GHE Flora Series』編

土栽培で使える培養液の作り方 『GHE Flora Series』編

有機液体肥料を水に溶かした培養液の作り方

有機液体肥料を水に溶かした培養液の作り方 土栽培編

 

にも出てきたpH計測器、pH値

これは植物栽培では大切な数値なのです。

 

今回の記事はこのpH計測器を記事にしたいと思います。

 

pH値とは酸度(酸性、中性、アルカリ性)を

表す単位で pH7が中性で、

7より数字が小さくなるにつれて酸性が強くなり

7より数字が大きくなるにつれてアルカリ性

強くなる事を示す。

 

各野菜の栽培、各植物の栽培ごとに適正のpH値があり

土栽培だと土のpH値が、水耕栽培だと液体肥料を

水に溶かした培養液が適正の数値になることによって

植物根から栄養分が吸収されるという事になります。

 その結果、健康な植物が育つ大切な要因になります。
ph16

数値が6.4なので弱酸性という事になります。

 

 

 

 

このpH計測器は使う前に

 

セットパップが必要になります。

 

pHを正確に測るために校正を行います。

小さいグラスでかまわないので2つ用意します。

 

そのグラスに

pH7.01の校正液(僕はHI7007型を使いました。)と

pH4.01の校正液(僕はHI7004型を使いました。)を
ph5 ph7

それぞれ深さ4cmぐらい注ぎます。

 

そうしたら本体の電源を入れ、

再度電源ボタンを3秒以上強く押したままにすると

ph4

CAL』というサインが出てきます。

これが出てきたらボタンを離しす。

 

そうすると『7.01』の表示が出てきます。

 ph8

そこで用意したpH7.01の校正液につけます。

 

数十秒後、計測が終わると次に

 

 

4.01』と表示が出てきたら、

ph9

 

 

そこで用意したpH4.01の校正液につけます。

ph10

このpH4.01の校正は数秒で終わり

OKの表示して自動的にpH測定モードに戻り

pH校正終了です。

 

これで正確にpH値を測ることができます。

 

 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇

 実際にpH値を測ってみる

 

 

pH計測器の電源をいれ培養液につける

ph12

1分程度待つと計測は終わります。

 

 

 

 

 

 

pH3.9の数値なので酸性になります。

ph11

 

 

 

 

今回は多くの野菜の栽培に適した
弱酸性のpH6.0~6.9の数値にしてみます。

 

 

PH調整剤
pH値を上げてくれます。

 

数滴づつたらしてください。

少ない量で数値が上がってしまうので

気をつけながら行ってください。

 

こんな感じに弱酸性のpH6.4に数値が上がってくれました。

 ph16

 

 

 

 

逆にアルカリ性の数値を弱酸性に下げてみます。

 ph17

 

PH調整剤 DOWN
pH値を下げてくれます。

 

数滴づつたらしてください。

少ない量で数値が下がってしまうので

気をつけながら行ってください。

 

こんな感じに弱酸性のpH6.0に数値が下がってくれました。

 ph22

 
このように数値を修正すると

各野菜の栽培、各植物の栽培ごとに適正のpH値は

あり適正数値によって養分を供給できるようになります。

 

 

 

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