トマトの定植作業
1月 17th, 2014
前回の記事 トマトの種植え 水耕栽培編 では
トマトの室内水耕栽培での種植えと発芽した
様子を紹介させて頂きましたが、
今回の記事はトマトの
水耕栽培の定植の様子を紹介させて下さい。
室内 水耕栽培(ハイドロカルチャー)
トマト 作り方
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当時は7月3日 で外25℃ 室内22℃でした。
トマトが発芽し
身長が5㎝になり本葉が完全に出てきたので、
この段階で、プランター菜園、
畑などの土栽培でいう定植します。
色々な方法があって
こんなブロックのロックウールにそのまま
定植する方法や
ハイドロボールで定植する方法がありますが
今回は鉢にあたる
方法でやっていきます。
まずは準備からです。
この鉢の下の部分を丸形にカッターで切り
同じようにサイドも切り目を入れます。
※この切る作業はこの部分から
トマトの根が伸びてきた時に出てきやすくするためで、
サイドに切り目を入れたのは
水耕栽培キットに挿しこんだ時に横からも
水分を含ませ、ストレスなく発根させるためです。
ロックウールで苗を覆っていく作業ですが、
あまりガチガチに固めないほうが良いです。
あまり固めてしまうと中に空気が入らず水分過剰に
なってしまうので気を付けて、うめていきます。
空気が入らず水分過剰になってしまうと根が
茶褐色になり根腐れを
お越し生長不良になってしまいます。
※今回はロックウールを切って苗を覆っていく
方法でしたが
他にこんなやり方も有ります⇒水耕栽培の定植作業
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これで定植作業は完了なのでさっそく
水耕栽培キットのセットしていくのですが、
今回はこの水耕栽培キットで使う
液体肥料を水に溶かした培養液培養液は
『GHE FloraDuo』を使いました。
この『GHE FloraDuo』はGrowとBloomの2液を
10ℓに対して各5mlを混ぜ合わせます。
※詳しくは⇩
水耕栽培でつかえる 培養液 作り方①
トマト 栽培では
弱酸性を好む植物なのでpHを測ってみます。
※詳しくは⇩
液体肥料を水に溶かした培養液を計測 pH計測器
弱酸性なので6.0~6.9ぐらいだと
範囲内が良いと思います。
そこに熱帯魚の水槽で使うような
気泡を細かくするためのエアーストーンをつなぎます。
なぜエアーを送るというと液体肥料を
水に溶かした培養液に動きを加えて腐りづらくし、
それとトマトの根を酸素の流れで泳がせ、
栄養をより吸収させやすくするためです。
それから大事な水量ですが、
苗を定植した黒鉢の最下部が水に付くか
付かないかの量にしています。
液体肥料を水に溶かした培養液の取り換え期間ですが、
pH測定器で測定して6.0を
下回ったら総取り替えをします。
PH測定器を持っていなかった時は目安として
エアーで水を巡回されていれば一週間に一度
エアーを挿していなければ
水が腐りやすいために3日に一度は
替えた方が良いと思います。
これで用意はできたので
定植したトマトの苗を水耕栽培キットに挿します。
明日はこの続きを紹介したいと思います。
次回の記事
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