有機栽培には基本(マニュアル)が無い???
なぜ有機栽培はマニュアルがないのか!?
有機栽培には、この方法すればこのような野菜が作れるというマニュアルやデータ的な資材や基本が、まだほとんどないと言われています。
普通の露地栽培であれば、農薬類や化成肥料、栽培体系から農業機械の取り扱いにいたるまで、
マニュアル化されておりそのマニュアルを習得すればすぐにでも農業を始められますが、
有機農法は農業の対象として研究されてこなかった…
有機農法の創始者たちは現代農業学の情報や知識の恩恵を受けることなく、
経験によりそれぞれの土地、気候の中で農法を確立してきました。
有機産業の基本となるマニュアルは地域に定着し有機農業の実績を積んできたパイオニア農家の方々です。
■有機栽培は家庭でも出来るのか?
有機栽培はマニュアルがないと言われています!!
ですが、それは農家さんで行う規模で、確実に生産を上げなければならないと言う場合であり
一般家庭の規模であれば、室内栽培にすると土地や気候に左右される事なく育てることが出来ます!!
様々な情報が有る中で自宅で手探りで有機栽培をして見ても楽しさは十分にあると思います!!
肥料も水耕栽培用の化成肥料もあるが、有機栽培が出来る有機肥料があります!!
僕も有機肥料を使っていていますが、
有機肥料/BIOBIZZ
【OMRI(米国の有機物質認定協会)によって分析を受け 、成分が保証されております。】
ではそもそも有機栽培、有機野菜の定義とはなんなのか…
■有機JASマークについて…
有機JASマークは有機JAS規格で定められた基準を満たし、
オーガニック検査員の検査を受けて第3者機関から有民認定を取得しなければならない。
科学的に合成された肥料および農薬の使用を避けることを基本として、
播種または植えつけ2年前以上(多年生産物の場合は最初の収穫前の3年以上)の間、
堆肥などによる土作りを行った圃場(畑)において生産されたこと。
農薬使用は避ける事といっても使用が認められている農薬もある。
■無農薬栽培…
僕は有機JASマークの存在を知るまでは、有機野菜とは完全無農薬野菜と勘違いしてました…
ですが、この有機JASマークの認定を取得は使用が認められている農薬が有るみたいです…
では、「無農薬野菜の定義」は、といわれても完全自然農法なのか…
それとも、化成肥料や農薬を使わないものなのか…
一般的に思われる無農薬栽培は化成肥料や農薬を使わないものだと思います。
肥料は収穫までに追肥を重ねていくと思います。
その肥料の中でも化成肥料は、塩分や残留肥料成分などが、蓄積されると言われています。
ですから、化成肥料を使った場合は、完全無農薬とは言い難いものになっていきますね♪
ですが、化成肥料を使用した場合でも化成肥料の残留成分を収穫前に肥料抜き剤を与えると、
塩分や残留肥料成分などが植物内から除去されて、果実に旨みを与えます。
こう考えると、家庭菜園で作る有機栽培、無農薬栽培はどの工程が大事なのか…と考えさせられます。
肥料抜剤 GHE Flora Kleen