植物育成ライト(LED、蛍光灯、MH、HPS、CMH)の照射範囲と光量の比較
植物育成ライト(LED、蛍光灯、MH、HPS CMH)の照射範囲と光量の比較
今回は、植物育成ライトで購入するときの選び方で
植物育成LEDと蛍光灯と
電球タイプ(MHライト-生長期用、HPSライト-開花期用 CMHライト )の比較をしたいと思います。
ライトセット | LEDライト | 蛍光灯 |
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植物育成ライトの必要な光量について
植物育成ライトは太陽の代わりに植物に光合成を与えます。
晴れた日の太陽の光量(lx)の基準ですが、
30000lx~100000lxと言われています。
電球タイプのMH-生長期用、HPS-開花期用
電球タイプ(MH-生長期用、HPS-開花期用)は 生長期と開花期用があります
MH-生長期用、HPS-開花期用はライトの発熱が強いので、
極端にライトを植物へ近づけて育成すると葉やけしてしまいます。
〇従来の植物育成ライト MH/HPS電球(MHライト・HPSライト)
電球は光の強さや波長によって育て方を変えて、収穫量や収穫速度調整していきます。
電球選びは、最重要です。
■NEO LAMP MH/HPS
お手軽なお値段で初心者には最適!! 安定した収穫の為には、 こまめにお取替えが必要!!
NEOLAMP MH 600W 生長期用 | NEOLAMP HPS 600W 開花期用 |
■Sodateck MH/HPS
日本メーカーSodateckのライトです。特徴は安定と信頼の植物育成ライトです。
Sodateck MH 600W | Sodateck HPS600W |
■Eye Hortilux MH/HPS
世界で人気No,1を誇る日本の岩崎電気から逆輸入のアメリカ製ライトです。 特徴は世界で最も太陽光に近い光を放つ植物育成ライトです。
EYE Hortilux Blue Super MH 600W | Eye Hortilux Super HPS600W |
■USHIO HILux Gro Super HPS
世界で人気を誇る日本のウシオライティングから逆輸入のEU製ライトです。 特徴は世界生産者の中でも収穫量や品質にこだわった上級者に愛されている植物育成ライトです。
USHIO HILux Gro Super HPS400W | USHIO HILux Gro Super HPS600W |
■ CMH(メタルハライドランプ)
CMHは非常に太陽に似たフルスペクトルで多くの紫外線と赤外線を放射し、理想の植物の成長を促します。
Philips Master CMH 世界的に有名なフィリップ社の315W 世界中のセラミックメタルハライド(CMH)で高い人気を誇っています。
〇従来の植物育成ライト 安定器
Nanolux Ballast OG 400W 4段階調光安定器 Super-Lux,100%, 75%, 50% | Nanolux Ballast OG 600W 4段階調光安定器 Super-Lux,100%, 75%, 50% |
〇植物育成ライト用リフレクター(反射板)
Aluminum Wing Reflector ウィング型リフレクター | Cool tube Reflector Φ100mm ウィング型リフレクター | Cool tube Reflector Φ150mm ウィング型リフレクター |
参考までに 左側が一般的なHPSやMHの電球をリフレクターにつなげてトマトを育ってる様子です
右側がCMH電球をつかって育ってた画像になります
※同時期に育てた植物ではなく 生育期間も違うので参考程度に※
日本の室内園芸メーカーSODATECKから最新技術を駆使し日本仕様の100Vで、ご家庭の室内でも使用できるリフレクターと安定器がセットになったダブルエンドライティングシステムが登場!!
≪Sodateck ZEROダブルエンドの特徴≫
・10000時間使用後の光量低下は従来の球が30%程度なのに対しDE球は10%以下と非常に優れています。
・PAR出力で10%増加し、紫外線や赤外線も多く照射します。
・また従来の球は一点で光るのに対し、棒状で発光するのでより均等に光を当てることができます。
・結果的にプラントの飛躍的な品質向上が望めます。
・ZEROは温度センサーを内蔵し、室温が設定した温度を超えると自動的にZEROがランプの出力を抑え(60%まで)、温度が下がると再度設定出力までランプの出力を上げます。
・葉焼けや室温の急上昇の防止に効果的です。
・調光可能範囲:500~1100W 10W単位で調光可能
・使用可能球:1000W ダブルエンド MH/HPSが使用可能
・入力電圧:90-240V 50/60Hz
■電球タイプの植物育成ライトで栽培可能な野菜や花
オールマイティーの何でも育てられます。
例えば開花の必要がない葉物野菜や、バジルなどのハーブ類。
開花して実を付けるトマトやナス、イチゴや唐辛子など栽培可能です。
花についても、バラやランも栽培可能です。
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植物育成LED
近年はLEDライトの性能が飛躍的に上がってきています
LEDのチップの性能があがり電球タイプをつかっていた方もLEDの方に切り替えてる方が多くいます
その中でも特に評判がよく
リピートが多いMiraclePunchy ミラクルパンチーとAdjustable Spectrum LED680W+100Wをご紹介します
植物育成LEDライトのMiraclePunchy ミラクルパンチーは米国カリフォルニアで独自のラボを持つHIDエンジニアの日本人が開発した、史上最高のGrow LED Lightingです。
エンジニア本人が自身のラボでMiraclePunchy ミラクルパンチーを使いCMH315Wと同等の収穫量である事を証明しました。
MiraclePunchy ミラクルパンチーは5年の歳月と莫大な開発費用によって太陽光の波長に近いとされるCMH(セラミックメタルハライドランプ)と同等の光を放ち、
随所に特許技術が使用されている世界で唯一無二のこの製品はアメリカのプロのグロワーから高い評価を受けています。
世界各国の安全基準もクリアしており、安心して使用できます。
※黒線は太陽の波長です。
参考までに ミラクルパンチを使って育てたトマトの写真を載せます
上の写真がライトをミラクルパンチに変えたばかりの写真です
下の写真はそれから数週間後の写真になります 葉の量も多く元気に育っております ミラクルパンチは照射範囲が狭めですが かなり光も強く元気に育ちます |
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Adjustable Spectrum LED680W+100Wは太陽光に近いスペクトルのサムスンのLED素子最新モデル301H 3Vを使用した植物育成 LEDです。
もともと当店で販売されていた爆発的人気だったModel E680Wの機能にさらに生長/開花/UVで切り替える機能がついた植物育成 LEDです。
生長期(Blue) 開花期(RED) 収穫前(UV)と成長段階に合わせて切り替えられるようになってます
照射範囲は120×120cm~150×150cmです
2022年現在当店では最高峰のLEDライトになります
こちらがAdjustable Spectrum LED680Wでトマトを育てた様子です
(Adjustable Spectrum LED680W+100Wの一つ前のモデルでの様子になります. 活力剤にはAPTUSをつかっています)
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LEDや蛍光灯は比較的
電球タイプのMH-生長期用、HPS-開花期用に
比べ照射範囲は製品によって劣ります。
下記の図のようなバータイプのLEDはワット数が低い事もあり
照射範囲が狭いですが、
ライトの発熱が低いので植物に近づけて生育する事が出来ま す。
そしてこのタイプのLEDライトは主に育苗や葉物野菜の生育に使用します。
そしてライトの各チップ(赤、青、白)の配列や数によって
育苗に有効な物や生長期用、開花期用や
苗から収穫まで使える植物育成LEDに分かれています。
■植物育成LEDライトで栽培可能な野菜や花
オールマイティーの何でも育てられます。
例えば開花の必要がない葉物野菜や、バジルなどのハーブ類。
開花して実を付けるトマトやナス、イチゴや唐辛子など栽培可能です。
花についても、バラやランも栽培可能です。
[別売りの安定器は必要ありません。]
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蛍光灯
蛍光灯は基本は育苗や葉物野菜を育てます。
蛍光灯の特徴は光量は距離が離れると2乗で減ってゆく特徴があります。
植物育成ライトの照射範囲について
蛍光灯の照射範囲は比較的に真下です。
■栽培可能な野菜や花
開花の必要がない葉物野菜や、
バジルなどのハーブ類などが収穫まで栽培可能ですが
開花して実を付ける
トマトやナス、イチゴや唐辛子などは収穫までは栽培不可能です。
花についても、バラやランも開花時は栽培不可能です。
開花させる植物は苗時期や花が咲く前までは使用しやすくなっています。
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電球タイプのMH-生長期用、HPS-開花期用の照射範囲は、
リフレクター(反射板)によって違いはありますが、
比較的広範囲を照らすイメージです。
植物育成LEDライトは電球タイプのMH-生長期用、HPS-開花期用の
照射範囲より劣りますが、製品によっては照明機器に反射板を
付けているものも御座いますので
照射範囲がある程度広い物も御座います。
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各植物育成ライトのメリット、デメリット
植物育成LEDライトや植物育成蛍光灯について
植物育成ライトは日光の代わりを果たすので、
日照時間に合わせてライトを点灯し続けなければなりません。
植物や用途によって違いはありますが、
その時間は18時間~12時間、照射し続けなければなりません。
植物育成LEDライトや蛍光灯は電球タイプの
MH-生長期用、HPS-開花期用比べ電気代がとても省エネです。
下記の図を見ても分かる通りです。
コスト面を考慮に入れている植物工場ではLEDライトが良く使われています。
優しい光を放つ蛍光灯は飲食店などの店舗に設置されています。
飲食店などでも人気の高い植物育成蛍光灯
[別売りの安定器は必要ありません。]
電球タイプのMH-生長期用、HPS-開花期用について
電球タイプのMH-生長期用、HPS-開花期用は発熱が強く、
夏などは室内だと蒸し風呂のようになってしまいます。
蒸し風呂の様になっても
専用の換気ファンがありますので、発熱を抑える事は可能です。
・ただし、冬は発熱のおかげで割と室内も温暖になります。
・MH-生長期用、HPS-開花期用はリフレクターと安定器が必要になります。
・電気代もそこそこかかってしまいます。
ただ照射範囲が広いため、栽培規模が広い場合だと
ライトのワット数やリフレクターの形によっては
LEDライトや蛍光灯の1.5倍から2倍の照射範囲をとることが出来ます。
植物育成ライトの種類(カテゴリー)
植物育 成LEDライト生長/開花両用 |
植物育 成蛍光灯葉物野 菜/生長期用 |
リフレク ター/反射板MH/HPS用 |
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メタルハ ライドランプ(MH)生長期用 |
高圧ナト リウムランプ(HPS)開花期用 |
ハイブ リットランプ生長/開花両用 |