植物育成LEDを使ってトマトを育ててみる!!
植物育成LEDを使ってトマトを育ててみる!!
寒い時期でもトマト栽培は出来るかといったテーマで
室内で植物育成LEDと水耕栽培キットを使って
ミニトマトを栽培した様子を前回は動画で紹介してきましたが
今回はその続きを紹介していきます。
まずは種植から、おさらいしていきます。
このミニトマトの種を種植えしたのが10月上旬でした。
水耕栽培ではよく使う種植えスポンジに種植をしていき
このスポンジは排水性が良いのでキッチンペーパーなどの厚手の物を
スポンジの上に置きこれも、しっかり濡らしていきます。
発芽の適正温度の25℃には満たなかったので
発芽、育苗ボックスに入れて
ヒーターマットで25℃位に保温して
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5日後には発芽してきたので
植物育成LEDバーの元で光合成させていきます。
照射時間は18時間当てていきます。
※この植物育成LEDバーは45Wですので
1日18時間つけていても1ヶ月500円ぐらいですみます。
その10日後にはこの位に生長し根も伸びてきましたので
水耕パネルに定植していきます。
今回ミニトマトの育て方は
エアーレーションシステムといった水耕栽培方法でやっていきますので
液体肥料をを溶かした水に酸素を供給していきます。
※このエアーレーションは酸素を供給する事で
液体肥料を溶かした水の循環も良くなり
植物の根が酸素によって活性され水の吸う力も上がり生長速度が上がります。
今回の水耕栽培の液体肥料はハイポニカを使っていきます。
ハイポニカの培養液の作り方は
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今回使っていく植物育成LEDバーは45Wです。
しかもLEDの特徴はあまり下の方に光が届かないので
今回育てるミニトマトは苗の身長はゆうに1mは超えていきます。
ですので全体には光が届かないので
少し工夫していきます。
100円均一でも売っているネットを
エレクターに貼っていきます。
こんな感じにネットを固定したい高さ(苗の根元から25cmぐらい)にヒモを固定していきます。
ここにネットを固定していきますが
コツはピンと貼ることです。
こんな感じに固定していきます。
こんな感じでネットは完成です。
※ミニトマトは定植から3週間後の写真です。
ミニトマトが伸びてきたた上に 伸ばしていくのではなく
ネットに這わせて横に伸ばしていくように2日に一回は
上に伸びたツルをネットにはわせる(からませる)ようにします。
こんな段階でしておきたいことは
写真のように茎をカッターで軽く縦に切り込みを入れます。
室内栽培ではヒョロッとした弱々しい苗になってしまう事が多いのですが
この切れ込みを入れる事で、この部分が割れて太い茎になってくれます。
これで身長が伸びてもネットにはわせて栽培が可能になってくれます。
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ネットを貼ってから45日後(定植から70日後)
北海道の室内は暖房のせいもあって21℃、50%になっています。
さてミニトマトはこんなに生長しています。
思っていたより伸びてきて
毎日のようにネットにはわせています。
※ミニトマトが伸びすぎてネットは写真ではよく分かりません・・・
横から見てもモジャモジャです。
こんなネットにはわせています。
根もかなり多くなっています。
さて、花も多くさき始めて
ところどころ、まだ青いですが実も付き始めてきました
定植から70日後で、こんなに生長して
実も付き始めているので順調です。
次回に続きます。